
展示会後のフォロー・お礼メール例文集|そのまま使えるテンプレート3選
展示会後のメールが、商談化を左右する
展示会では多くの企業が出展しているため、来場者の記憶に残る企業はごく一部に限られます。名刺交換した直後は覚えていても、他のブースを回るうちに印象はどんどん薄れていきます。
だからこそ、展示会後に送るメールは単なる「お礼」ではなく、商談化に向けた最初の営業アクションです。会話内容を思い出させ、興味を再燃させ、次の行動へつなげる——この一通の出来が、展示会全体の費用対効果を大きく左右します。
逆に、フォローを怠ると来場者の記憶からは急速に消えていき、同じ展示会に出展していた競合他社に先を越されるリスクも高まります。出展料やブース装飾、人件費という投資を、名刺の山で終わらせないためにも、メールでの初動対応は欠かせません。
送るタイミングは「24時間以内」が鉄則
フォローメールで最も重要なのはスピードです。目安は展示会当日〜翌営業日、遅くとも24時間以内。来場者は複数の企業からのメールを受け取るため、時間が経つほど開封率も反応率も下がっていきます。
一方で、1通で終わらせるのではなく、段階的に接点を持つ「ステップメール」の考え方も重要です。
1通目(当日〜翌日):お礼+会話内容の振り返り+資料送付
2通目(3〜5日後):導入事例や比較資料の共有
3通目(1〜2週間後):課題解決コンテンツやセミナー案内
4通目以降:月1回程度の継続的な情報提供
見込み度が高い相手には短期間で複数回、情報収集段階の相手には月1回程度など、頻度も温度感に合わせて調整しましょう。
メールの基本構成:5つの要素
反応率を高めるフォローメールには、共通する型があります。
件名:展示会名+お礼で一目で伝わるようにする(例:「〇〇展示会ご来場のお礼」)
あいさつ:来場への感謝を簡潔に。長すぎる前置きは離脱の原因になります
記憶喚起:「当日は〇〇についてお話しいただきましたね」など、会話内容に触れる一文
本文:相手の課題に合わせた資料・事例・セミナー案内などの情報提供
CTA:資料ダウンロード、商談予約、個別相談など、次の行動を明確に提示
テンプレートをそのまま流用するのではなく、④の「記憶喚起」だけでも個別の会話内容に差し替えることで、「自分宛のメール」という印象を与えられます。
見込み度別|そのまま使えるフォローメール例文
来場者全員に同じ文面を送るのではなく、見込み度に応じて内容を変えることが、反応率を高める最大のポイントです。ここでは3段階の例文を紹介します。
① ホットリード向け(具体的な導入検討中)
件名:【御礼】〇〇展示会でのご来場ありがとうございました
株式会社[会社名]
[役職] [氏名]様
お世話になっております。[展示会名]にてブースへお立ち寄りいただき、
誠にありがとうございました。[自社名]の[担当者名]です。
当日は[会話で出た具体的な課題]についてお話を伺い、大変参考になりました。
よろしければ、当日お話しした内容をより具体的にご説明できる機会を
いただけますでしょうか。30分程度のオンラインMTGで、貴社の状況に
合わせた事例やご提案をお持ちいたします。
▼ご都合の良い日時はこちら
[日程調整URL]
何卒よろしくお願いいたします。② ウォームリード向け(興味はあるが時期未定)
件名:〇〇展示会へのご来場ありがとうございました
株式会社[会社名]
[役職] [氏名]様
お世話になっております。[展示会名]にてブースへお立ち寄りいただき、
ありがとうございました。[自社名]の[担当者名]です。
当日は[話した内容の簡単な要約]についてお話しさせていただきました。
その場でお伝えしきれなかった内容を含め、資料をお送りいたします。
▼ご紹介資料
[資料URL]
▼導入事例
[事例URL]
ご検討の中でご不明点が出てきましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。③ コールドリード向け(情報収集段階・一斉配信)
件名:【〇〇展示会】ブースへのご来場ありがとうございました
[会社名]
[氏名]様
お世話になっております。先日は[展示会名]の弊社ブースへ
お立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
展示会でご紹介した[製品/サービス名]について、より詳しい内容を
まとめた資料をご用意しております。
▼サービス資料はこちら
[資料URL]
また、実践的な内容を知りたい方向けに、オンラインセミナーも
定期的に開催しております。ご興味がございましたら、以下より
お申し込みください。
▼セミナーのお申し込みはこちら
[セミナーURL]やってはいけない4つの失敗
件名・本文が定型文すぎる:「ご来場ありがとうございました」だけでは埋もれてしまいます。展示会名や個別の会話に触れ、「あのときの話」が思い出される文面にしましょう
全員に同じ内容を一斉送信する:見込み度の違うリードに同じ売り込み文面を送ると、関係のない相手には迷惑メールと受け取られるリスクがあります
フォローが1週間以上遅れる:遅れるほど記憶は薄れ、先に連絡した競合他社に案件を奪われる可能性が高まります
1通で終わらせる:反応がなかったからといってフォローを止めず、中長期的な情報提供(メルマガ・セミナー案内)を続けることで、検討タイミングが来た際に思い出してもらえます
まとめ:テンプレートは「型」、差別化は「個別の一文」で
展示会後のフォローメールは、件名・記憶喚起・CTAという型に沿って作れば、一定の品質は担保できます。ただし本当に反応率を左右するのは、テンプレートの中にその場の会話内容をどれだけ具体的に盛り込めるかです。
とはいえ、名刺交換した相手一人ひとりに合わせた文面を、24時間以内に、しかも継続的なステップメールとして送り続けるのは、片手間でできる作業ではありません。EmpowerXでは、展示会出展の設計支援から、獲得したリードへのお礼連絡・フォローコール・商談化までのインサイドセールス業務を代行しています。「型はわかったが実行するリソースが足りない」という場合は、展示会出展支援サービスもあわせてご検討ください。




