新規事業を進めるには、事業そのものの開発に加え、顧客に価値を伝え、接点をつくり、商談や受注につなげる活動が必要です。しかし、社内調整や事業開発を担う担当者が、営業・マーケティングの実行まで十分な時間を確保できるとは限りません。
今回は、こうした人手不足を抱えていた大手企業の新規事業開発室様に対し、EmpowerXがビジネスサイドの責任者1名とセールス1名、マーケ1名を配置し、支援した事例をご紹介します。
課題:必要な施策があっても、動かす人手が足りない
ご担当者は、社内調整や事業開発に多くの時間を割いており、営業・マーケティングまで十分に手が回らない状況でした。売上拡大に向けて取り組みたい施策がある一方で、採用による増員も難しく、企画を実行に移すための人手が不足していました。
このような状況では、実施したい施策を挙げるだけでなく、それを誰が担うかまで考える必要があります。コンテンツの制作、セミナーの準備・運営、顧客へのアプローチ、商談対応など、営業・マーケティングには異なる業務があるためです。
本件では、その双方を担当する体制として、EmpowerXからビジネスサイドの責任者とセールス・マーケの担当を配置しました。
支援体制:責任者と、マーケティング・セールスの実行担当を配置
支援体制は、ビジネスサイドの責任者1名とセールス1名、マーケ1名です。コンテンツや施策の企画・制作・運営と、営業活動の両領域を支援しました。
この体制のポイントは、マーケティングと営業の双方に担当を置いていることです。新規事業では、顧客との接点を増やす活動と、接点を持った顧客の理解を深め、提案につなげる活動の両方が必要になります。
また、責任者を含む体制には、それぞれの活動を事業全体の目的に照らして捉える役割があります。単一の業務量だけでなく、営業・マーケティング全体として何を進める必要があるかを考えるうえで、重要な視点です。
マーケティング:事例制作からセミナー、集客施策まで支援
マーケティング領域では、事例制作、ホワイトペーパー制作、コンテンツマーケティングの戦略設計、セミナーの企画・設計・運営を担当しました。さらに、サイト改善、コラム記事制作、広告運用、SEO・AEO・AIO対策にも対応しています。
一般に、事例コンテンツには、サービスの説明だけでは伝わりにくい利用場面や支援内容を、具体的に理解してもらう役割があります。ホワイトペーパーやコラムは、検討者が課題を整理し、必要な情報を得るための接点になります。
セミナーにも、テーマに関心を持つ見込み顧客との接点をつくり、サービスや課題への理解を深めてもらう役割があります。こうした施策では、企画だけでなく、制作や運営まで実行する人手が欠かせません。
本件のマーケティング支援は、これらのコンテンツ制作や施策の企画・運営、Web上での情報発信・集客を含むものでした。
セールス:顧客開拓から商談、受注後の顧客対応まで
営業領域では、インサイドセールス(IS)、フィールドセールス(FS)、カスタマーサクセス(CS)を担当しました。顧客開拓から商談、受注後の顧客対応までを支援範囲としています。
一般に、インサイドセールスでは、顧客との接点をつくり、関心や課題を把握しながら商談につなげることが求められます。フィールドセールスは、商談を通じて顧客の課題や導入条件を理解し、提案や受注に向けた対応を担います。カスタマーサクセスは、受注後の活用や顧客との関係を支える役割です。
マーケティングで情報を届けることと、営業で顧客と対話することは、互いに関係する活動です。本件では、マーケティング施策と、これらの営業・顧客対応業務の両方を担当しました。
支援後の変化:リード獲得から受注まで、各指標が改善
対象期間では、リード獲得数、商談数、受注件数、受注金額の各指標に改善が見られました。
営業・マーケティングの実行を担う体制を配置し、コンテンツ制作や集客施策から商談、受注後の顧客対応までを支援した事例です。
同じ課題を抱える新規事業部門の方へ
本事例から考えられるのは、営業・マーケティングの施策と、その実行を担う体制をあわせて検討する重要性です。コンテンツが必要なのか、顧客へのアプローチが必要なのか、商談や受注後の対応に人手が必要なのかによって、求められる支援範囲は変わります。
EmpowerXは、新規事業の営業・マーケティングについて、企画から実行・改善までを支援しています。社内調整や事業開発に追われ、施策を進める人手が不足している場合は、現在の課題や必要な支援範囲についてご相談ください。
※社名・成果数値・具体的な支援年月は非公開です。写真はイメージです。
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