
営業アウトソーシングとは|営業代行との違いと、任せる範囲・選び方・費用の考え方
「営業の一部を、外に任せたいが、何をどこまで任せられるのか分からない」 「営業代行と、営業アウトソーシングは、同じものなのか」
営業のアウトソーシングを検討し始めた方は、こうした疑問に当たりやすくなります。言葉の使い方が会社によって違い、任せられる範囲も、料金の仕組みも、さまざまなためです。
そこで今回は、営業アウトソーシングの基本、営業代行との違い、任せられる範囲、向いている場面、選ぶときの確認点、費用の考え方を、まとめました。ひとつでも参考になれば幸いです。
あわせてお読みください 営業代行サービスの選び方完全ガイド
この記事の内容
営業アウトソーシングとは
任せられる範囲
営業アウトソーシングのメリットと、注意したい点
向いている場面と、社内で続けたほうがよい場面
選ぶときの、確認点
費用の考え方
EmpowerXのインサイドセールス代行
最後に
1. 営業アウトソーシングとは
営業アウトソーシングとは、営業活動の一部、または全体を、外部の会社に任せることです。「営業代行」「営業外注」「営業の外部委託」も、ほぼ同じ意味で使われます。
会社やサービスによって、言葉の使い方や、任せられる範囲は異なります。ここでは、一般的な使い分けを、整理します。
呼び方 | 一般的な意味 | 任せる中心 |
|---|---|---|
営業アウトソーシング / 営業代行 | 営業活動全般を、外部に任せる広い言い方 | 範囲は、サービスにより幅がある |
インサイドセールス代行 | 電話・メール・オンライン会議などで、商談をつくる部分を任せる | 商談の創出(リスト、架電、メール、商談化) |
テレアポ代行 | 電話で、商談の約束を取る部分を任せる | 架電とアポイントの獲得 |
フィールドセールス代行 | 訪問や商談の場での営業を任せる | 商談とクロージング |
(上の表は、一般的な傾向を整理したもので、会社によって異なります。依頼する前に、「どこまでを任せられるか」を、確認してください。)
考え方のポイント: 「営業を外に任せたい」と考えたとき、最初に決めるのは、営業の流れのうち、「どの部分を」任せるかです。
2. 任せられる範囲
営業の流れは、おおまかに、次のように分けられます。
工程 | 主な内容 | 外部に任せやすいか(一般的な傾向) |
|---|---|---|
① 狙う企業の決定 | どんな企業に、営業するかを決める | 戦略の部分は、社内で決めることが多い |
② リスト作成 | 営業先の、企業と担当者を、まとめる | 任せやすい |
③ 接点づくり | 電話、メール、オンライン会議などで連絡し、商談の機会をつくる | 任せやすい |
④ 商談 | 課題を聞き、提案する | 会社により、任せる範囲が異なる |
⑤ クロージング | 契約の話を進める | 社内で行うことが多い |
⑥ 振り返り | 結果を見て、リストやトークを直す | 外部と一緒に行うと、改善が進みやすい |
ポイント: 「③ 接点づくり」までを任せ、「④ 商談」以降を、社内の営業が受ける形は、多くの会社で、検討される進め方です。
3. 営業アウトソーシングのメリットと、注意したい点
メリット
営業に割く時間を、確保できる: 営業担当が、商談や提案に、集中できる
早く動き出せる: 採用や育成を待たずに、営業活動を始められる
経験やノウハウを、活用できる: 社内に、経験者がいない領域でも、進められる
注意したい点
社内にノウハウが残りにくい場合がある: 進め方や、トークの内容を、共有してもらう仕組みを、先に決めておく
「任せきり」になると、成果が出にくい: 狙う企業、商談の定義、引き渡しの基準は、社内で決める必要がある
会社によって、範囲と品質が違う: 依頼する前に、体制と、報告の内容を確認する
4. 向いている場面と、社内で続けたほうがよい場面
外部に任せることが向いている場面(一例):
営業の人手が足りず、新規の連絡まで手が回らない
社内に、電話営業やインサイドセールスの経験者が、いない
早く動き出して、まず、反応を見たい
立ち上げの型を、先につくってから、内製に引き継ぎたい
社内で続けたほうがよい場面(一例):
商材が、専門的で、顧客との対話の中で、判断が必要な場面が多い
すでに営業の体制と経験者が、そろっている
顧客との関係を、自社で、直接、築くことが重要
(上の分け方は、一般的な考え方です。部分的に任せる、という選択もあります。)
5. 選ぶときの、確認点
営業アウトソーシングの会社を選ぶときは、次の5つを確認します。
どこまでを、任せられるか: リスト作成、架電、メール、商談の設定まで含むか
誰が、担当するのか: 専属か兼務か、責任者は誰か
開始までの期間と、準備: 契約から、実際に動き出すまでの期間と、こちらで用意するもの
報告と、改善の進め方: 数字の報告だけでなく、リストやトークの見直しまで、一緒に行えるか
料金の仕組みと、契約の条件: 料金の決まり方、契約の期間、見直しの条件
選び方の詳しい解説は、営業代行サービスの選び方完全ガイドに、電話での新規開拓に絞った選び方は、テレアポ代行会社の選び方に、タイプ別の比較は、インサイドセールス代行会社の比較記事に、まとめています。
6. 費用の考え方
営業アウトソーシングの料金の仕組みは、大きく2つに分かれます。(金額は、会社と条件で変わるため、ここでは、仕組みの違いだけを整理します。)
仕組み | 内容 | 向いている場面 |
|---|---|---|
成果報酬型 | 獲得した商談の件数などに応じて、費用が発生する | 費用を、成果に連動させたい |
固定報酬型 | 期間や稼働量に対して、費用が決まる | 継続して、同じ体制で動かしたい。リストやトークの改善を、一緒に進めたい |
確認したい点:
成果報酬型では、「何をもって、1件とするか」(商談の定義)を、先に合意しておく
固定報酬型では、「稼働量」と「報告の内容」を、先に確認する
どちらでも、「商談の質」を、どう確認するかを決めておく
EmpowerXのインサイドセールス代行は、成果報酬型は取り扱っていません。状況をお聞きして、お見積りする形です。
費用の目安の考え方は、IS代行の費用相場で、まとめています。
7. EmpowerXのインサイドセールス代行
EmpowerXのインサイドセールス立ち上げ・代行では、貴社専属のSDR/BDRを、最短2週間で提供します。マネージャーと担当者の2名を1チームとして配置し(全員、正社員)、リスト作成・架電・メール対応まで実行し、商談の創出を担います。リストとトークスクリプトは、稼働日までに用意して、初日から架電します。料金は、状況をお聞きして、お見積りします。
事例: NutmegLabs Japan株式会社
観光事業者向けの予約サイト作成・チケット電子化サービスを提供する同社は、インサイドセールスのリソースが足りず、最初のアポイントを獲得するファーストタッチに、苦戦していました。
インサイドセールス立ち上げ・代行に、テストマーケティング支援、BDR活動、戦略的なターゲット分析と仮説検証を組み合わせて支援した結果、開始から1か月で、10件以上の商談を獲得しました。商談からの案件見込み数は、導入の前後で、約1.5倍になっています。 NutmegLabs Japan社の事例を見る
8. 最後に
営業アウトソーシングは、営業の流れのうち、「どの部分を」「どこまで」任せるかを決めることが、出発点です。そのうえで、体制、報告と改善の進め方、料金の仕組みを確認して、会社を選びます。
まずは、社内で、「営業の流れのうち、いま手が回っていない工程は、どこか」を、書き出してみてください。立ち上げの進め方は、インサイドセールスの立ち上げ方で、解説しています。
「社内だけでは手が回らない」「早く動き出したい」という段階からでも、ご相談いただけます。累計300社以上の支援実績をもとに、状況に合わせたご提案をします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。




